人は見た目!と言われます。皆さんは、第一印象を何で決めますか?
挨拶を交わしたり、話し出したりした相手を見て、何となく醸し出す雰囲気で「感じがいいな」「厳しそうだな」「あ、何だか裏がありそうだな」…と、いろいろな感情や感想が出てきますよね。
その中で忘れられがちなんですが、「声」の存在もかなり重要なんです。何となく…の中に、耳から聞こえてくる音も、しっかり入っているという訳です。
今回は、知っていると、ここぞというときに効く!声のコミュニケーションについてです。
人は見た目が5割、話し方が4割
相手が思っていることや伝えたいことを、何で感じ取るかという実験があります。ご存知の方も多いと思いますが、メラビアンの法則です。
視覚情報(見た目・しぐさ・表情等)・・・55%
聴覚情報(声の大きさ・スピード・口調)・・・38%
言語情報(言葉の意味・内容)・・・7%
この結果は、コミュニケーション全般に強く影響します。
謝罪会見が、よく炎上するのも、この法則です。
謝ったけど、顔が謝っていなかった・・・
謝ったけど、会見の服装がね・・・
謝ったけど、言い方がね・・・
見た目と話し方で、大批判を浴びるわけです。
何を言うかより、どんなふうに言うかの方が、はるかにインパクトを与えてしまいます。
声を磨く
ここで、ぜひ、そんな残念な状況を回避するために、普段からご自分の「声」に注意を払っていただきたいのです。
なぜなら、声を変えると、好感度がグーンと上がるからです!
私のお客様で、話をなかなか最後まで聞いてもらえないというお悩みをお持ちの営業担当の女性の方がいらっしゃいました。試しに発声を基礎から練習し、自分の気持ちにぴったりくるいい声を繰り返し練習していただきました。
すると、数か月後には、「自分の声を意識できるようになり、母音が弱くなってきてるなとか、声のトーンを戻そうとかできるようになると、お客様が顔を上げて聞いてくれるようになった」とのことです。そして、成績トップを爆進中!と嬉しいご連絡をいただきました。
まさに、声で好感度を上げ、「信頼」に結びつけた結果ではないでしょうか。
また、会社のヴォイスコミュニケーションの筆頭と言えば、電話応対ですね。携帯電話に慣れている新人さんは、固定電話にとてつもなく恐怖を感じるという感想を時々聞きます。誰から、どんな用件でかかってきたか分からないからです。
世代を問わず、誤解が生じたり、クレームに発展しやすいのも特徴です。その対応策として、声のトーンに変化を持たせると、電話の向こうとこちらで共鳴が生まれ、心が伝わりやすくなります。
声を意識して磨くと、その場に合った声で話すことが出来ます。嬉しい状況で話すのか、緊迫した状況なのか、はたまた悲しい状況で話すのか・・・。
声だけのコミュニケーションでも、また、対面の場合も、その場に合った声や話し方が出来れば、自然と「この人は分かってくれてる」「この人は真剣だ」「この人と仕事がしたい!」と、信頼がついてくるはずです。
声が伝えるあなたの魅力
研修で声のお話をすると、「自分の声に関心を持ったことがなかった」という方が結構いらっしゃいます。しかし、自分の声の高さや、大きさを知り、スピード感や与える印象を知れば、使い分けることが出来るわけです。
世は1人1人が発信する時代と言われています。それは、何もyoutubeやSNSの世界のことだけではありません。毎日のちょっとした挨拶や雑談さえ、最も基本的な「自分自身を発信すること」ではないでしょうか。
そんな風にとらえたなら、ご自身の魅力を届ける「声」を磨くのも大切だと思いませんか?